スタッフブログ : 2015年

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2015年

  • 2015/12/01

    師走

    12月に入り、今年も残りわずかとなりました。

    私にとっては、あっという間で振り返ってみると、一生に残る思い出ができ、嬉しい1年でもありましたが、あれもこれもやり残している状態です(泣)

    皆様はどんな1年でしたでしょうか?

    これから、大掃除・おせち作り・帰省などなど慌しくなりますが、皆で笑顔で年末年始を迎えられますように。

    来年もよろしくお願い致します。

    看護師 H

  • 2015/11/02

    コンタクトによる目の酸素不足

    1991年に使い捨てコンタクトレンズが発売されて以来、現在の日本のコンタクトレンズ装用者人口は1800万人と言われています。その為、コンタクトレンズによる目の障害も増加傾向にあります。

    色々ある中で、今回はコンタクトレンズによる目の酸素不足の事をお話ししましょう。

    角膜(黒目)は血管のない組織で透明です。涙や空気中から酸素を取り入れてます。その為、コンタクトレンズなどで角膜を覆ってしまうと、目が酸素不足になってしまいます。目が酸素不足になると、様々な症状が出てきます。

    血管のない角膜は慢性的な酸素不足に陥ると、酸素不足を補おうとして白目の部分から血管が侵入してきます。血管は真ん中に向かって延びていくので、ひどくなれば最悪の場合失明することもあります。

    もう一つ、角膜には内皮細胞というものがあり、酸素不足になるとその細胞が減少してしまいます。細胞は加齢とともに減る傾向にあるのですが、コンタクトレンズの無理な装用や長時間装用などにより、若い人でも減っていくことがあります。

    そうなると透明である角膜(黒目)が濁ってしまい、最終的には角膜移植などの治療しか方法がなくなってしまいます。

    角膜内皮細胞は、一度死んでしまうと再生されない為、減らない様に気を付けなければなりません。

    更に、現在では長寿国である日本。将来は白内障の手術を受ける方も多いと思いますが、手術のダメージにより角膜細胞が減ってしまうと考えられているため、細胞数が少ないと手術を断念しなければならないこともあります。こわいですね。

    この様なトラブルを避けるために、当院ではコンタクトレンズ使用の患者様に対して、3ヶ月に1度の検診をお願いしています。

    黒目も息をしています。コンタクトレンズが楽だからと長時間装用は避け、家でははずしてメガネにしましょう。

    トラブルが起きた時は、コンタクトレンズの装用は出来ません。メガネでも日常生活ができる様に自分に合っているものを1本は持ちましょう。

    看護師 T

  • 2015/10/01

    はやり目

    はやり目とはウイルスによる人から人へうつる結膜炎の通称です。
    感染力がとても強く、短期間に集団的に発生する事があり、注意が必要です。

    【症状】

    感染して7?14日間の潜伏期間を経て発症します
    充血して目やにが出る 涙が出たりまぶたが腫れる ゴロゴロとした違和感又は眼痛がある 眩しさやかすみを感じる 重症化すると耳の下が腫れて痛みが出たり、目に膜が張って治療が必要となる事があります。

    【治療】

    充血や炎症、細菌の感染の可能性に対しての点眼を行いますが、ウイルスに対する有効な薬剤はありません。治るまでに10日?数週間、長ければそれ以上かかる人もいます。

    【感染の予防ともし感染してしまったら…】

    流水や石けんでよく手洗いを行い、目やその周りに触れない 休養をとって体力を落とさない タオル類は共有しないようにしましょう。
    また、学校や幼稚園、保育園は出席停止です。医師の許可があるまでは休むようにしましょう。

    受付 H

  • 2015/09/01

    コンタクトレンズ

    今年も暑い夏がやってきました。

    皆様の中には、海やスポーツなど、外でアクティブに体を動かしたい方で、コンタクトレンズにしてみよう

    学生の方で、夏休みにコンタクトレンズに挑戦してみようと思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

    コンタクトレンズの処方には眼科医の指導が必要です。現在はインターネットやドラッグストアで簡単にコンタクトレンズが手に入る時代です。

    しかし、間違った方法でのお手入れや知識、安全性や品質の低いコンタクトレンズを使用すると、知らず知らずのうちに目を傷つけ、最終的には失明の恐れもあります。

    コンタクトレンズ使用の際は必ず、眼科医の指導に従い、定期検診を忘れずに受けましょう。
    当院では通常のコンタクトレンズをはじめ、瞳が大きく見えるサークルレンズ、男性用のサークルレンズも取り扱っております。

    コンタクトレンズ初心者の方も、スタッフが丁寧に説明させて頂きますので、興味のある方は是非スタッフにご相談ください。

    受付 H

  • 2015/08/01

    弱視

    子供の視力は、毎日いつも物を見ることで発達しています。

    もし、発達の途中、強い遠視や乱視、または斜視など視力の発達を妨げるものがあると、弱視になります。

    弱視は早く発見し、早く治療を開始した方が、治療効果が上がります。小さな子供さんでも検査、治療は出来ます。

    子供さんの眼について何かご心配がありましたら、どうぞご相談下さい。

    検査員 M

  • 2015/07/01

    正しい目薬の差し方

    目薬の正しい点眼方法を説明します。

    ?目薬は1滴だけ点眼して下さい。2滴以上点眼しても効果は変わりません。
    ?目薬の容器の先が、目につかないようにして下さい。
    ?点眼後は目の周りについた目薬は拭き取りましょう。
    ?目薬が鼻やのどに流れ出る副作用を減らすために、目頭を1?5分押さえて下さい。
    ?2種類以上の目薬を使用するときは、5分以上間隔をあけて下さい。
    ?目薬は1か月を目安に使い切りましょう。(雑菌が繁殖してしまいます)

    他にも目薬の種類によって点眼方法、副作用等ありますので、詳しくはスタッフや調剤薬局までお尋ね下さい。

  • 2015/06/01

    白内障

    眼の病気で白内障は有名ですが、白内障の症状がどのようなものか理解されている人は少ないと言われています。

    「白っぽくかすむ」「ぼやけて見える」という白内障の症状はよく知られていますが、「光が以前より眩しく感じる」「近くの文字などが見やすくなった」という症状なども白内障が原因になっていることがあります。

    50歳代で約30%、80歳でほぼ100%の方が白内障になっているという調査もあります。眼の不具合を感じたら、早めの眼科受診をおすすめします。

    検査員 I

  • 2015/05/01

    飛蚊症

    視界に黒い点や泡のようなもの、糸くずなどが見えたことはないでしょうか。

    このように視界に虫やゴミのようなものが飛んで見える症状を飛蚊症と呼びます。

    飛蚊症について、「老化現象だから心配ない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、時に網膜裂孔や網膜剥離など重大な病気の前兆の事があります。

    飛蚊症を自覚したら、一度眼科受診をしてはどうでしょうか?

    検査員 H

  • 2015/04/01

    緑内障

    緑内障という病気はみなさんお聞きになったことがあると思います。

    決して珍しい病気ではなく、日本人の20人に1人は緑内障があると言われています。年齢が上がるにつれて、頻度はもっと多くなります。

    自覚症状がない場合が多いので40歳を過ぎたら眼科検診をおすすめします。

  • 2015/03/01

    ドライアイ

    ドライアイの症状を訴えている人は全国で800万人以上とも言われています。

    運転やVDT(visuai display terminel)作業などで瞬目(まばたき)が少なくなり、眼不快感を訴えるようになります。

    また、涙の量は十分あっても涙の安定が悪い場合にも症状が出てきます。

    乾燥感、何か疲れる、違和感、見えにくいなどの症状が続く方は、眼科受診をおすすめします。